ツキヨタケ Lampteromyces japonicus ツキヨタケ科ツキヨタケ属
 
 夏〜秋、ブナなどの枯れ木に多数重なって生える。カサ径は大きいものは20cmを越えるものもあるが写真のものは6〜8cm前後、ブナの倒木などに折り重なるように生えているさまは圧巻。カサの色は最初黄橙褐色、成長すると暗紫褐色になる。ヒダは淡黄色〜白色、垂生、やや粗。柄はきわめて短く(1〜2cmくらい)カサのほとんど横につき、ヒダとの境にツバを有する。
 食菌のムキタケやシイタケ、ヒラタケと間違えて食べ、食中毒を起こすようだ。このキノコの成長したものは、二つに裂くと柄の肉の内部に、黒褐色のシミがあり、他のキノコと区別がつく。

 毒性は強く、食べて1時間後に嘔吐、腹痛、そして激しい下痢、時に死亡することがあるという。属名の Lampteromycesは輝く菌の意味で、ヒダが暗闇でほの白く光ることから付けられたが、Omphalotusという属名で、ヨーロッパなどに発生しているよく似たきのこがあり、先名権の関係から、属名が変わりそうである。種小名 japonicusは日本のと言う意味で、日本で最初に発見された。日本の他、韓国やロシア沿海州でも見られるという。
 Other photo   2006.10.5  広島県 芸北
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